2013年4月22日月曜日

9000年前の生活を垣間見る-クエバ・デ・ラス・マノス(4月19日)

この街にわざわざ来たのは「クエバ・デ・ラス・マノス」(手の洞窟)と呼ばれる場所へいくため(*・ω・)/'''

ここは、この町から160kmほど離れていて個人で行くのは難しいため、ツアーを申し込みます☆

「Zoyen」

add:Av.San Martin, Saavedra local 6

前日のシエスタが終わった17時に申し込みしておきました☆

このツアーは毎日催行していないようで、ガイドとの個人契約のため、この会社からガイドに連絡を取ってもらって、ガイドがヒマな日にツアーを催行しているようでした( ´ノω`)

私たちはバリローチェ行きのチケットを持っていることを伝えてたので翌日に行くことができることになりました!!

ってことで、先に行き先のチケットをGetしておくとツアーに参加できる可能性が高いと思われますヽ(*・ω・)ノ

旅行会社の人がガイドに電話するとガイドが会社までやってきて直接交渉しました!!

ツアー開始は9時に決定♪

ツアーは2種類あり、トレッキングありだと$300、なしだと$250 +入場料$50 (食事なし)

私たちはトレッキングありを選択。+゚(*ノ∀`*)。+゚


翌朝宿までPick Upしてもらい、バスターミナルまで最後に送ってくれるとのことだったので荷物を持って出発φ(・ω・。)

今日のガイドはHarryさん、おじいちゃんがニュージーランド出身のクォーターです★

彼のオフィスに大きい荷物は置いて、小荷物のみで向かいます♪

時速100kmでウシュアイアまで続くRoute40をカラファテ方面に戻ります!!

途中グアナコさんやニャンドゥさんなどの野生動物に遭遇できます+.d(・∀・*)♪゚+.゚

グアナコさんはパイネでたくさん目撃できたけど、ダチョウの小型版のニャンドゥさんとははじめましてでした!!

ニャンドゥさんたちはとてーも臆病らしく、車が通りかかると必死であっという間に遠くまで逃げてしまいますΣ(・ω・ノ)ノ





時速何km出てるのが分からないけどとりあえず駿足ですっ!?

 少し雲はあるものの、本日も見事に晴れました★


牧場に入り、昔使われていた旧Route40を通り、10:30にトレッキング開始地点に到着(●´艸`)

簡単な地図とルートの説明を受けて「いってらっしゃーい!!2~3時間後にゴール地点にいるからゆっくり、頑張ってきてねー!?」とHarry??

トレッキングはどうやらガイドはなく、自分たちで行くとのことでしたΣ(・ω・ノ)ノ

とりあえず、トレースは簡単で迷わないそうなので・・・こんな砂地の下り坂から出発!!





川にそってゴールを目指します♪

道は平坦なので景色を楽しみながら歩くことができます+.d(・∀・*)♪゚+.゚



右手の木に鳥さん発見!?

茶色いから写真だとちょっと発見しにくいけど・・・。

私たちのことを気にしながらもキレイな鳴き声を披露してくれました(●´艸`)


私たち以外には観光客は誰もおらず・・・!?

この自然を2人占め・・・贅沢です(*´艸`*)



ゆっくり歩いていると洞窟のある岩山を見つけました!?


どうやらここがゴールの様です(*´艸`*)

が・・・

最後の最後に上り坂出現・・・Σ(・ω・ノ)ノ

岩のゴロゴロした道を登り切って、指定場所の青い屋根の建物に到着!!


「早かったねぇ~!!」とHarryさん。

2時間で来れたようです☆

今回は見えなかったけど、運が良ければアルマジロも目撃できるらしいです!!


持参したサンドウィッチを食べて、入場料$50支払い洞窟へ(*´艸`*)

今度こそHarryさんが案内してくれるのかと思いきや・・・小屋にいたスタッフがガイドしてくれました!?

どうやらHarryさんはただのドライバーだったようです(笑)



クエバ・デ・ラス・マノス(1999年 世界遺産に認定)
洞窟内に描かれた手形の洞窟壁画は先住民族によって9000年ほど前から描かれたものである。絵具には鉱物が使われており、それを吹き付けるのに使われた骨製のパイプが見つかっているため、年代が算定可能なのである。

メインの洞窟の深さは24mで、入り口の幅15m、高さ10mである。洞窟内は上り坂になっており、高さは2mもなくなるほどにどんどん狭まっていく。

手形はしばしばネガになっている。つまり、洞窟の壁に手をつき、その周りに塗料を吹き付けることで、手形を浮き上がらせているのである。洞窟には手形以外にも、人、グアナコ、レアや、ネコ科の動物をはじめとする他の動物群なども描かれている。また、幾何学的造形やジグザグの線刻、太陽を表しているらしい絵や狩りの様子なども描かれている。なお、規模は小さいけれども、似たような洞窟壁画は近くの洞窟にも見られる。

洞窟の天井には赤い点々がついている。これは塗料をつけたボーラをめり込ませてつけたものと推測されている。塗料の色彩はヘマタイトから採取した赤をはじめ、白、黒、黄など多彩である。ネガの手形は大体紀元前550年頃と算定されており、ポジの手形は紀元前180年以降と推測されている。これに対し、狩りの絵は9000年以上遡ると推測されている。

手形のほとんどは左手である。このことは、彼らがパイプを利き手(右手)で持っていたことを示唆している。手形のサイズは13歳くらいの少年と同じようにも見えるが、彼らが現代人よりも小柄であったであろうことを考慮すれば、もう少し上の年齢だったと思われる。ゆえに、手形を印すという行為は、聖地であった洞窟における成人通過儀礼であったと考えられている。  (Wikkipediaより)


以上のことをガイドは英語で説明してくれるのでとてーも分かりやすく見ていくことができます+.d(・∀・*)♪゚+.゚

崖にそってこんな道を進んでいくと・・・

出ましたぁ―!!

まさに手の洞窟ヽ(●´∀`)人(´∀`●)ノ

無数の手形がペタペタと壁に描かれています!!

赤と黒の塗料で描かれているものは一番古い9000~7000年前のA期のもの。


9000年前と言えば石器時代、この頃にすでにこんな技術を生み出していたなんて、先住民族さんたちすごいですっ!!


 これは7000~3000年前のB期のもの。

写真中央の右側の赤いグアナコの中に白いグアナコがいるのは妊娠を表しているそうです!?

中央部のまあるい白い物はグアナコの出産時期の春の満月を表しているらしいです☆



この写真の中央には人の手形とは違うものがひとつ・・・??

3本指??

これはグアナコさんの手形らしいですΣ(・ω・ノ)ノ


こんな風に当時は描いていたんですかねぇ♪



この写真は最新の3000~1300年前のC期のもの。

亀裂左の手の指、数えてみると・・・1,2,3,4,5・・・6!!!!!

近親相姦でできた人の手を表しているのだとか!?


C期になると、手形や動物以外にも渦巻やらギザギザ線やら子供の絵のようなものが描かれたらしい。

昔の人が描いたグアナコの絵の方が最新のものよりはるかにクォリティーが高いのはなぜ??って思ってしまったのは私だけ??



この写真上部の赤いオーラを放っているのは族長の手だったとか??


どれもはるか昔のことなので、「~らしい」とか「たぶん」としか言えないけど、当時の生活を垣間見れる壁画でした(*´艸`*)


風が吹き荒れる谷にある洞窟だけど思っていたより保存状態が良く、キレイに色彩が分かるもので想像以上に楽しかったですヽ(●´∀`)人(´∀`●)ノ


帰りはトレッキングルートを戻ることなく車でびゅーんと街まで戻ります♪

途中死んでしまったグアナコを食べているコンドルと遭遇!?


大きなコンドルは風に乗って気持ちよさそうに飛んでいきました(●´艸`)

私もコンドルのように風に乗って飛んでみたいものです♪


計7時間のツアー、トレッキングに動物観察、洞窟見学・・・かなり満足度の高いものでした♪




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